AIがなんだ。演技表現の種を探すワークショップ開催!
- 事務局no2

- 10月8日
- 読了時間: 3分

・開催日時
2025年11月1日(土曜日)
14:00~16:30
※受付開始10分前(14時に始められるようにご協力ください)
※途中休憩あり
・場所
高井戸地域区民センター第5集会室
・参加費
500円
・定員
12名
※キャンセルの場合は分かり次第連絡下さい。内容変更の対応の為
・申し込み締切
10月31日
・概要
簡単な1分程度の脚本を用意します。(参加決定の方に前もってお送りします。)二人一組で演技→問いかけを通して自己の表現について改めて見つめなおす→再度同じ脚本で演技→フィードバックをしてもらいます。
ここでは演技の経験は問いません。各々の変価値を大事にしたいです。また舞台、映像全ての演技に通じます。参加人数によっては内容を調整いたしましす。
注意)一般的演劇基礎トレーニングなどはありません。
※お申し込み方法
以下のフォームからお申し込みください。
・お問合せ先


演技のワークショップと言えば、演出家や役者の方が主催される事が多いですが、実は脚本を書く立場からも役者さんに伝えたい事はたくさんあります。山のようにあります。
自分の演技にもう一つ何か、という方、演技という表現に真剣に向き合いたい初心者からプロの方まで。演技するとき、違う角度からの視点を「インストール」する事を目指します。
今、いよいよAIの進化が目覚ましいですね。例えばVeo 3、すごいですね。近い未来少なくとも一度は何か変わりそうです。AIの役者も既に仕事をしてしまってます。求められる「最高」のルックスを持って。映像制作者の中にはVeo 3の存在に鬱ぎみになった方もいるとか。そりゃそうだ、と思います。そうは言っても「AIっぽい」は今の所、幸い、創作品にとって悪口です。綺麗だけど味気ない。無味無臭。でも安心もしていられません。AI役者の「つまみ」をちょっと回して、人間臭くなってきたら「AIっぽい」が褒め言葉に聞こえる日も遠くないのかもしれません。
100年前宮沢賢治さんが言いました。「『職業芸術家』は一度滅びねばならぬ」と。なんてファンキー。その時に危機感を感じてそう表現したのだと思いますが、賢治さんは当時数少ないお金に困らない人で、そんな夢みたいな事あるか、という感じだったと思います。ですが、今は現実味があります『職業芸術家』というのはそのうちAIにお仕事を取られるのかもしれない。ただ、AI恐ろしい、と思う一方、これからは生身の人間だからこそできる事をいちいち深く考えなければならなくなる……おもしろくなっていく可能性もあるかな、とも思います。「人間」が心の底からやってくる何かを作る、作られたものをたくさん見られるようになったらそれはむしろ、皆が元気になる事なのでは、と思っています。
こんな今だからこそ「役者として表現する事」について一緒に考えてみませんか。そして役者の役割とは何なのか、一緒に整理しましょう。演技する事をもっと楽しめるようになるはずです。
講師・案内役 林 プロフィール
1978年生まれ。大学卒業後、テレビ番組、旅番組、情報番組のディレクレターに。のち、映画、ドラマ、Vシネマなど4年程シナリオライターとして裏方仕事する。フリーで映像の仕事(商用映画メイキング、財団法人の教育DVD制作、芸能事務所依頼の役者プロモーション用ショートムービー、芸能事務所所属、役者からの依頼でファンミーティング用ショートムービー)をしながら脚本制作、自主映画制作、脚本を書く視点からの演技の勉強会開催。2008年『ブラジャーや小麦粉』城戸賞準入賞。2024年エコラボ創作戯曲募集入選、2025年3月『お椀とお箸』テアトル・エコーさんにて舞台化 https://pool.amebaownd.com/

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